どうも私です。

あれは先週金曜日の早朝(木曜日の深夜)。

私は眠りにつき、1時間後に気配を察知して目が覚めました。
嫁が深刻そうな顔で私を見つめていました。

嫁「あの、相談もなくゴメンね。死にかけてる猫が居たから拾ってきた。」

私「お、おう。大丈夫よ(寝ボケてる)

とりあえず起きて様子を見に行きました。
(家には愛猫が居ますので玄関に隔離しておりました。)

見た感じ子猫。雄。
ガリガリ。目があいてない。膿のにおい。
耳が一部カットされていたので地域猫(さくら猫)っぽい。
おとなしいどころかほぼ動かず、あきらかに瀕死。
瞬時に色んな事を考えました。

まず、猫の生き死にを人間が決めるのはおこがましいかな。と。
孤独という尊厳の中で、死を受け入れようとしているものを
他人が介入していいのであろうか。
苦しみの中では救いでもある死を、自分の私情で取り上げていいのか。と。

そんなことを考えながら
嫁がピペットで口に水を入れているのを見ていたら
猫は立ち上がり、水を張った皿に顔を向け
必死に水を飲み始めました。
2分だったか5分だったか、とにかく必死に水を飲み続けました。

その姿を見た時、私の中の母性が爆発しました。
生きようとしている。生きて欲しい。
看病しよう。いっぱい勉強しよう。貯金を溶かそう。
知識が足りなさすぎるかも知れない。
力が及ばないかも知れない。
それでも、私が出来ることは全てしよう。

金玉がついているのと、
磯野家に飼われている日本一長寿な猫にあやかり
「たま」と名付けました。

たまさんは午前9時に動物病院に連れて行って入院してもらいました。

子猫のように見えましたが
推定年齢5歳以上、体重は1.46kg。(骨格的には倍以上が標準体重)
獣医さんの尽力によって瀕死は脱しました。
運よく、もろもろの感染症の検査はすべて陰性でした。
明日迎えに行き、看病をしながら太っていただきます。

そのことを某SNSにあげたら
行きつけの猫カフェのオーナー様から連絡が来て
「少し元気になったらウチで引き取って里親さん探しましょうか」
と、ありがたいお申し出をいただきました。
(たまさんはオスの成猫なので、すでに多頭飼いの私の家には適応出来ません。)

SNSと保健所を確認しましたが、たまさんぽい迷い猫や脱走猫は見当たりませんでした。
念のため退院後は写真を撮り、SNSに投稿し迷い猫かどうか確認します。
たまさんが元気になるまでアテがなければ、猫カフェに預けさせていただこうと思います。

わたくし30歳を超えて、夢ができました。
たまさんのパッチリと開いた目を見ること。声を聞くこと。
元の飼い主さんか里親さんに愛されながら天命を迎えてもらうこと。

恐れずに夢を見つづけて、そのことをたまさんと嫁に感謝したいと思います。


つづく

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~たまさんシリーズ~
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その3
その4
その5


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